雑記

楽しくない話しようか

 タイトルどおり全然楽しくない話をします。
 すみません。言うなら本の通販終わってからにしようとか考えてたのですが、それはそれで興味を持ってくださった方を騙すみたいでなんか嫌だなと思い直したので今言います。だからもしこの記事を読んで、予約してたけど手に取りたくなくなったとか、私と関わりたくなくなったとか、あれば、それで大丈夫です。納品されたら通販ページ公開しようかなあ、と考えてるのですが、予約キャンセルをご希望の場合は連絡不要で、そのままスルーしていただければよいです。連絡不要というのは、労力を掛けていただかなくても大丈夫ですよという意味ですので、勿論、ご連絡を頂くこと自体を断固拒絶しますという意味ではありません。
 さて、本題へ入っていくのですが、今回プロットとか組まずにつらつら、それはもうつらつら、まさに今、言えることだけを書いてゆきますので……言えるところだけ、思いつくことだけ書きますので、すごくばらばらするし足りないと思います。のちのち別記事で付け足したりすることが前提であるくらいの公開メモのような心持ちでいます。という前置きをしているうちに既に体力が尽きてきそうで厳しい。
 何から書こうかな。
 先ず、まほやくをやめます。現状まほやくのファンアートしか載せてないサイトで言うこととして、またこのジャンルの二次創作本の通販を控えてる人間の言うこととして、大事なことなのでこれを一番に言うことにします。
 やめる決定打になったのは、colyの上場に際して公開された目論見書でした。でもそれは決定打であっただけで、理由の全てではない。
 今月26日に公開される資料で、colyさんが件の表現についてきちんと訂正なり説明なり何かしらの行動を見せてくれるらしいとの返答を、問い合わせの末に引き出してくださった方がおられるようなので、それまでは待つという選択肢も一瞬、僕の中にあったことはあったのですけれども。言ったように今回の件は僕の中で決定打でしか、だめ押しでしかなかったような気が、今、自分の中ではしているので、その選択肢は消しました。
 えっと、普通あんまり言わないですよね。少なくとも僕は、元々飽きっぽいということもあって、あるタイトルを好きになってそしてそこから離れていくときに、わざわざこんな、「やめます」って言わない。勝手にしろって話ですし、現に今まで勝手にしてきましたし。
 なんでじゃあ今回こんなふうに言うのかっていったら、〝やめようとしてやめるから〟です。
 僕はあの目論見書で用いられた「腐女子」という言葉を、差別語だというふうに理解しています。この社会のホモフォビアを強化しミソジニーを再生産する醜悪な言葉遣いだと思う。と、一言でさっくり言うとそうしてしまうのですが、正直死ぬほど悔しかった。こんな一言じゃ収まらなかった。死ぬほどっていや、俺なんかが言ってしまっては本当はだめなんで、今しもこの差別の所為で本当に死ぬ人がいるかも、いや本当にいるのに、だからまだ〝死ぬほど〟が比喩でしかない程度で済む立場な私は与しちゃならないんだと思います。その程度、でこの醜悪な言葉遣いを流せるのは私が特権を持っているからだ。環境が恵まれているからだ。見て見ぬ振りをしても何も支障がない、ように思えるくらいの環境にいたり感受性のレベルだったり体質だったり、偶々するだけの話で。恵まれてるからラッキー、と流してはいけない……いや、僕は弱いしクズだし愚図だし知識もなくてめんどくさがりで、阿呆で、結局面倒くさいからいろんなところにちゃんと、こう、なに、なんだ、言うこともできなければ、正すこともできなければ、目も向かなければ、本当にグズだが。だが、だから、僕は僕のできることろをはやりたくて。〝その程度〟〝そんなところ〟〝些末事〟〝もっと重要なところがある〟〝もっと根本的な問題がある〟そうかもしれない、一億歩譲ってそうかもしれない。けど二次元がくそほど好きだった人なら分かるんじゃん、二次元の表現って〝そんなもの〟か? 〝些末事〟か?
 もやもやしない表現を探している。
 どんなアニメを見てても漫画読んでてもゲーム実況、見てても、あっこんな表現するんだ、こういう価値観なんだ、って引っ掛かってしまって楽しめなくなることしかない。ということありますよね。私はそういう表現に出会ってもほっっっっとんどの場合、もやもやする、楽しめなくなる、だけで済んでいる人間です。けれどもそういうどこ向いても取り囲んでくる、引っ掛かりのある表現、に、そのまま追い詰められて切り裂かれて潰される人がいる。表現から直接切りつけられなかったとしても、表現に接してその切れ味を身に付けた人間とか、そういう人間で溢れ返った社会に、間接的に圧し潰される人がいる。
 であれば〝些末事〟なんかではない。ないんですよな。
 大きなこと、根本的なこと、直接的なこと、は、できる人に任せていいこの際。逆にそういうのに立ち向かう人たちの手が回らない箇所、とか、ニッチな個々のケース、狭いコミュニティ内、そういうところの浄化は……浄化とまでもしいかなかったとしてもせめて、それはおかしい、それで踏まれる人がいる、という声を上げることは、私みたいなのが何とかやればいいんじゃないのかよと。思う。
 俺一人黙っててもいいでしょが積み重なって黙認の空気を作ってるなら、せめて一人分の俺がその空気にならないことは、少なくとも無駄ではないんじゃないのかよと……思う……のさ……。
 えーと、colyの目論見書の件は、正確に言えば〝二次元の表現〟ではないですけど……すみませんね、前置きしたとはいえ本当にぐちゃぐちゃな書き方になっている。
 睡眠時間も確保したいので今日はそろそろ切り上げようかと思うのですけども、全然書けてなくて参った。いや、全部書ききってから出そうってすると絶対嘘になる気がしているので……。
 私は、目論見書のあの表現(に至ったIRチームの認識不足、運営チームとの連携不足)だけがだめで、まほやくというコンテンツは素晴らしかった、とは思いません。これは先ほども言ったとおりで、あの資料は私の中でただの〝決定打〟だったのだと思います。
 けれども、まほやくのある部分はすごく好きでした。東の四人がめちゃくちゃ好きでネロファウがめちゃくちゃ好きでネロに恋してファウストに恋してシャイロックが推しでした。だから私が言ってた過去の「好き」は嘘ではないです。ゲームやめるって言っても本は予定どおり作ってお届けしようとしてるのは、SS書いたときの〝好き〟は本当で、その本気で好きだった過去を私は自分で抹殺まではしたいと今のところ思っていないからです。二次創作も楽しかった。このやり方で楽しんだことを後ろ暗くは思っていないので、思う必要も感じていないので、だから通販はしますね。いや感情次第では通販なくなってたのかよ。事前予約を募っておいて。怖い話ですね。
 原作をやめるのに二次創作だけ続けるというのも誠実ではない態度だと思うので、もう新しくこのジャンルのSSを書くことはないと思います。書いたらどうしよう……それはそれで原作ありきの二次創作として一番やっちゃいけない類の不誠実さだが……そうだよな……自制……いやけどこないだのログストだけはネロくんがかわいいって噂を聞いて読みに行ってしまったので、あそこ時点までの感想くらいなら書いてもいいですか? そういうことにしよう(恣意的〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
 いやまあそれはうん。冗談です……冗談……。
 もしかすると戻ってしまうかもしれない。まほやくに。26日の資料の出方は何にせよ見ておくつもりですが。それでも私がやめると言ってやめるのは、まほやく自体の中に楽しめない〝引っ掛かり〟を覚える経験が募っていたから、差別語を使った会社にお金を落とすのは間違っていると思うから、好きだったゲームを〝その程度の理由で〟やめるなんて……とともすれば言えてしまいそうな境遇に私自身がいるから、です。ざっくり言うと。今後の記事で言い直したりするかもしれませんが……。拙くてすみません。
 眠ります。
 ここまで読んでくださった方がいらっしゃるならば、ありがとうございました。
 おやすみなさい。

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